耐震診断の内容と費用の目安について

耐震診断とは建築基準法によって定められている建物の耐震基準をもとに耐震性の有無を確認することです。

主に昭和56年6月以前の旧耐震基準で作られていた建築物に対して新しい耐震基準で診断を行うことをいいます。

耐震診断の方法はまず現地調査を行います。

目視調査の他に設計図書の内容の確認や修繕履歴等を行います。

診断レベルに応じてより詳細な診断が行われ、第一次診断・第二次診断・第三次診断にわけられています。

壁の多い建築物が対象の第一次診断は比較的簡易な分類となりますので、耐震補強設計や補強工事を前提にしている場合には鉄筋の影響も構造耐震性能を評価することができる第二次診断をおこなった方が無難でしょう。

第二次診断の柱と壁を評価する診断の他に梁も考慮して計算する・第三次診断もあります。

木造住宅の耐震診断料金は延床面積が120平米程の在来軸組構法の建物でおよそ20万円〜50万円となっています。

診断を行いたい方は見積り依頼ができる場所を選ぶと安心です。